エリック・デッケル
エリック・デッケル(Erik Dekker)は生年月日1970年8月21日のオランダ人の元自転車ロードレース選手です。 エリック・デッケルは1992年にプロデビューし、2006年に現役引退しましたが、14年間の間、オランダのトップチームであるラボバンクに在籍していました。
エリック・デッケルの脚質はスピードマン(ルーラー)です。 スピードマンとは高いスピードを長時間維持できるタイプの選手で、主に平地で集団から逃げ、単独での逃げ切り勝利を狙う「逃げ屋」です。 また、ツール・ド・フランスのようなステージレースでは、集団のスピードを上げるアシストとしての役割を担っています。
エリック・デッケルの名を世界に広めたのは、2000年のツール・ド・フランスでのステージ3勝です。 通常、スプリンターや、総合優勝を狙う選手でない限り、ステージ3勝は困難で、特にルーラーの逃げはゴール前で集団に吸収されることが多いものです。エリック・デッケルのツールでの3勝はいずれも集団から逃げ切っての勝利であり、極めて価値の高いものです。
逃げ屋としての地位を確立したエリック・デッケルは、その後も逃げで勝利を飾ります。動画はレース名は不明ですが、少人数の逃げからゴールスプリントとなり、優勝したシーンで、いかにもデッケルらしい勝利といえるでしょう。
このほかのデッケルの主な実績としては2001年のUCI Road World Cupのチャンピオン、ツール・ド・フランスでのステージ1勝、アムステル・ゴールド・レース優勝など、プロ選手の間に通算72勝を挙げています。 常にアタックを繰り返し、生涯一つのチームで勤めあげた姿から、玄人好みのする選手でした。 現在ではラボバンクの指導者として活躍しています。